1978-05-10 第84回国会 衆議院 農林水産委員会 第22号
これは五十三年度の実施計画の内容でございますが、いずれにしても、県によっては裏負担のないところもありますけれども、こういった広域基幹林道または普通林道の中でも、最近の林道は経済道として、いわゆる峰越し林道にしても、また奥地林道にしても、一般の方たちも利用するという経済的な道路に準ずるものが多くなってまいりました。
これは五十三年度の実施計画の内容でございますが、いずれにしても、県によっては裏負担のないところもありますけれども、こういった広域基幹林道または普通林道の中でも、最近の林道は経済道として、いわゆる峰越し林道にしても、また奥地林道にしても、一般の方たちも利用するという経済的な道路に準ずるものが多くなってまいりました。
最初の何年かは、建設省にしてはなかなか理解があるわい、あるいは県当局もなかなか熱心だわと、こう私も考えておりましたが、ここ最近になって、どうも奥地林道に切りかえてやってみたりその他の工事でやってきたりしておるわけなんですよ。奥地林道では、幅員が狭いでしょう。幅員が狭いから、いままでここまでは広くできておるけれども、これから先は道路が狭くなっている。
だとすると、やはり次の段階としてはスクールバスということになろうかと思いますが、午前中の山中委員からの御質問にもございましたように、スクールバスが通えるところならまだいいのだけれども、スクールバスも通えないような道、それをむしろ文部省の予算で、ちょうど奥地林道の道路は農林省が持っておると同じような意味において、文部省がそういう道に対して予算要求すべきではないかというようなお話までもあったわけでございます
これは中村君も御承知のように、奥地林道が不足しているとか、あるいはわが国の造林が思うように進んでおらないとか、あるいはまた、労働力自身が不足しておる等々の理由によりまして、わが国の林業がただいま不振の状況にあります。また、国内資源だけでは事実まかなえないような需要の状況だと、かように思います。そこで、おそまきではございますが、林業基本法の命ずるところによりまして最善の努力を払っていく。
そして生産性の向上、したがって、そのためには奥地林道の開設等については極力今後も力を入れると同時に、林業経営、特に民有林の経営は規模が零細であり、基盤が脆弱でありますので、これに対する近代化等々を進めてまいると同時に、林業労働力対策というものがお説のように大事でございますので、これに対しましても大いに努力を払ってまいりたい。要するに、各般の林業政策を総合的に実施してまいりたいと思います。
わが国の林業の状態は奥地林道の不足、さらにまた労働力の不足等から、この需要に十分こたえることができない。そのために外材を輸入する、かような状態になっております。それは御指摘のとおりであります。そこで、私どもはこの際、林業基本法の定むるところに従いまして、さらにその施策を強力に遂行していく必要があるのであります。
六、林道災害復旧事業に対する国庫補助率の引き上げについて、奥地林道七五%に、その他林道六五%に引き上げられたいこと。七、中小企業に対する特別金融措置について格段の配意をされたいこと、八、天災融資法の適用について措置されたいこと、の八項目であります。 各市、町からの要望といたしましては、七尾市におきましては、御祓川、中小河川改良工事の早期完工について強く要望がなされました。
やはり構造政策は構造政策として別個の予算要求であるべきであるし、漁港はいまのように漁港整備計画というものがきちっと立てられてやっているのだから、それには当然道路が付随しておる問題だし、それから、いま言った林道も、それは奥地林道とか僻村農道の問題は、林道とからめる以外にしようがないとは思っておるのだが、その点はあれだけれども、構造政策の問題の予算とこれをごちゃごちゃにしてしまうと、全然これはぼけてきちゃうのですよ
○坂田国務大臣 この林政特に国有林の問題は、先ほども申したように公共性の非常に強いもの、これは当然そうあるべきもの、そういうことでありますから、林政協力の問題、また地元民に対するいろいろの寄与の問題、そういうこと、さらにまた奥地林道、これは開発の面ももちろんありますが、そういう問題等について一そうの努力を払うべきものでありまして、国有林がこれによって非常な営利を目的とするとか、そういうことはもちろん
そういうわけでございまするので、政府といたしましても、 〔委員長退席、理事小沢久太郎君着席〕 これらの点に着目いたしまして、一つはいわゆる近代化、労働力の欠乏を補充するところの近代化の問題、そういうものに力を注ぐ、あるいはまた民有林だけでは困る場合において、国有林の問題としては奥地の奥地林の開発という問題が非常に大事でございまするので、特に奥地林道の開発というような問題、それからして山村問題が根本
なお、奥地の開発というので奥地林道の問題等にも力を入れる。そのほか、この資源の拡大ということに十分な力を入れて、でき得る限りやって、国内資源の充実というところへ進みたいと思っておるのでございます。これはしかし、なかなか山のことでありますから、急激にいきませんので、当分若干の輸入という問題を考えながら進めていきたい、こういうふうに考えておるわけでございます。
そして奥地林道を開発して、少なくとも神武以来の木材を当面の住宅施策に回していただく。そのためには治山治水、風致尊厳の最小限度の線を維持するに足る政策をとっていただいて、あとは草を植えていただく。
むしろ住宅の面のほうが大事でなかろうかと思いますので、奥地林道を開発して、暫定的な住宅対策の原材料を供給しながら、一カ月ないし二カ月によって——ドリゾールがいまや工業化されております。
○公述人(十二村吉辰君) 石炭の建築資材の件でございますが、奥地林道を開発して、乱伐すれば治山治水に重大な支障をきたしますので、しかし、一方、神武以来この木材が日本の建築材として利用されておらないのが非常に残念なので、奥地林道を開発していただきたい。しかし、もうこの必要欠くべからざる地域には、保安植林なり何なりをもっと積極的にやっていただくことによって、この防害対策はできるのではないだろうか。
もっとも、今度の林業基本法の中にも、奥地林道の開発とかいろいろなことをいっておりますから、これが将来どういう性格を持ってくるかわからぬけれども、林野庁も全然考えてないことはないと思うけれども、やはりそこにメスを入れなければ、問題の根本的な解決に手ぬかりになるのではないかと思います。
そこで里山では非常に過伐が多いということ、しかし、奥地林道というのが非常にまだ未開発が多いので、森林資源が未利用のまま放置されているというように私は感ずるわけなんですが、そういう点、どういうようにお考えですか。
あるいは通学道路等の問題につきましても、文部省だけではなく、建設、農林、その他奥地林道との関係も考慮して、むしろ私は僻地振興の立場というものは、そういう面に着目をしていただいて、ひとつ明年の改定期には抜本策を文部省から御提示をいただきたいということを要望いたします。時間がございませんから、私の質問は終わり、いまの点についてのみ御見解を承りたいと思います。
林野庁の所管の林道施設の災害でございますが、ただいままでのところ、積雪の下におおわれまして、雪災害としてはほんのわずかの額しか報告が来ておりませんが、お説のように、融雪時にかなり路面路体等が損壊されるであろうというように懸念いたしておりますので、災害報告がありますと、査定官を派遣しまして実査しまして、必要に応じまして農林水産業施設災害補助の暫定法の適用をいたしまして、奥地林道は六割五分、一般林道は五割
○国務大臣(河野一郎君) 私もその点は十分考慮いたしまして、たとえば今回の木材の対策にいたしましても、あわせて林道の開発を伴いまして、奥地林道を開発して、そこから切って参る。決してそれが災害の原因にならぬように、また、ただ切れるから切るということのないように、並行して施策をいたしております。
○中島(巖)協議委員 今の農地局の方の答弁並びに繭糸課長の答弁に対して再質問するわけでありますが、確かに農地局の方が先ほど言われたように、現行法においても高率補助の規定があって、そして、奥地林道だとか農業施設においては、あなたのおっしゃるように、九割以上になる場合もあるでしょう。
それがために、先ほども長官がお答えしたと思いますが、国有林野関係において奥地林道というものを造成して木材の供給を考えていく。そういう計画を進めていくに従って、ときには計画よりもよりよけいな利益が出てくることもありましょう。ときにはへこむ場合もあると思う。
そういたしますと、次の問題といたしまして、やはり路線主義と申しますか、ああいうふうな流域地、大きい流域という観念だけじゃなしに、いわゆる小さな流域、あれに比較して小さい流域路線主義というふうな形におきまして、全国的に必要とするものがあるかどうかという問題になってくると思うのでありますが、民有林の現在の段階におきます奥地開発というものを見て参りますと、補助事業等によって開設いたします路線も、奥地林道というふうなものを
それがまあ今後の特に奥地林道開設等の場合に問題点として残されてきつつあるということを御説明申し上げたのでありまして、そういうものを、いわゆる林道という考え方のみに立ってこういうものをやっていくべきか、あるいは多目的な面を主体といたしまして新しい行き方というもので開設していくべきか、それらの点につきまして、今後われわれとしても十分検討を加えていかなければならぬというふうに考えているのでありまして、こういう
そもそも、森林開発公団というのは、奥地林道を開発する、これがおもな仕事でございまして、昭和三十一年から、約五十億の費用を使って、土木事業を専門に行なってきたのでございます。しかも、この五十億の大事業を、人員がわずか百三十八名、そして、五十億の大きな仕事をするのに、持っている道具はわずかにダンプカー一台というのでございますから、まことに驚くべき公団でございます。
それから、そういう同じような方式でやったらどうかとして当初もお考えになった地域が十一カ所くらい全国にあったようでありますが、これは、国有林と民有林との関係なり、あるいはまた田畑その他の関係から、すでに奥地林道としてやる必要がなくなったということ、いろいろな事情から採択されなかったように承っております。